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サントピアワールド

阿賀野市民、そして安田町民にとって、サントピアワールドは特別な存在です。

子どもの頃に家族で訪れた場所。

遠足や子ども会で訪れた場所。

友達同士で遊びに来た場所。

初めてジェットコースターに乗った場所。

そんな思い出を持つ方も多いのではないでしょうか。

私自身も子どもの頃から何度か訪れていますが、サントピアワールドと聞くとどこか懐かしい気持ちになります。

現在のサントピアワールドは、新潟県阿賀野市久保にある県内最大級の遊園地です。

園内にはジェットコースターや観覧車、メリーゴーランドなどの定番アトラクションをはじめ、小さな子どもでも楽しめる乗り物が数多く揃っています。

実際に訪れてみると、絶叫マシンを楽しむ学生グループやカップルの姿もあれば、小さなお子さんと一緒に園内をのんびり歩く家族連れの姿も見かけます。

遊び方を選ばないところも、この遊園地の魅力のひとつだと思います。

最近は全国的に大型テーマパークが人気ですが、サントピアワールドにはそれとは違う良さがあります。

派手なショーや最新設備があるわけではありません。

その代わり、どこか肩の力を抜いて楽しめる親しみやすさがあります。

駐車場からゲートまでの距離も近く、小さな子ども連れでも利用しやすいですし、園内も比較的ゆったりとしています。

だからこそ、

「子どもを初めて遊園地に連れて行くならサントピアワールド」

という方も少なくありません。

また、春休みやゴールデンウィーク、夏休みになると園内は多くの来園者で賑わいます。

阿賀野市だけでなく、新潟市や新発田市、五泉市、阿賀町、村上市、胎内市、燕市、三条市など県内各地から多くの人が訪れます。

正直なところ、新潟県には大型の遊園地がそれほど多くありません。

だからこそ長年にわたり、

「遊園地に行こう」

となると真っ先に名前が挙がる存在でした。

特に現在30代から50代くらいの方の中には、子どもの頃に訪れた記憶がある方も多いのではないでしょうか。

そして、サントピアワールドを語るうえで欠かせないのが「安田アイランド」の存在です。

実はこの場所は、最初からサントピアワールドだったわけではありません。

今から約50年前、この場所には「安田アイランド」という遊園地が誕生しました。

現在40代以上の方なら、サントピアワールドよりも安田アイランドという名前の方が馴染み深いかもしれません。

当時は今以上に大きな話題となり、休日になると県内各地から多くの人が訪れていました。

旧安田町にとっても象徴的な存在であり、

「安田といえば安田アイランド」

という時代もあったほどです。

現在では名前こそ変わりましたが、当時の面影を残しながら営業を続けています。

親が安田アイランドで遊び、その子どもがサントピアワールドで遊ぶ。

そんな親子二世代にわたる思い出が積み重なっている場所は、新潟県内でもそう多くありません。

サントピアワールドが今も多くの人に愛されている理由は、アトラクションの数や規模だけではないように感じます。

そこには何十年にもわたって積み重ねられてきた、新潟県民、阿賀野市民、安田町民の思い出があるのです。

そして、その歴史をたどっていくと、サントピアワールドが現在まで続いていることが決して当たり前ではなかったことが見えてきます。

次はサントピアワールドの歴史についてご紹介します。

目次

安田町の活性化を願って誕生した遊園地

現在ではサントピアワールドとして親しまれていますが、その歴史は1976年(昭和51年)に開園した「安田アイランド」から始まります。

今でこそサントピアワールドがある風景は当たり前になっていますが、もし50年前の安田町人に

「この場所に県内有数の遊園地ができるよ」

と言ったら、きっと驚いたのではないでしょうか。

当時の安田町は、現在と同じように自然豊かな田園風景が広がる町でした。

そんな町に観覧車やジェットコースターが建ち並ぶ遊園地が誕生する。

今考えてもなかなか想像できない話です。

実は安田アイランドは、安田町の活性化を目的として誘致された遊園地でした。

町を盛り上げたい。

もっと多くの人に安田町へ来てもらいたい。

そんな地域の期待を背負いながら誕生したのです。

開園当初は「こどもの国」をキャッチフレーズに掲げ、家族連れを中心とした遊園地としてスタートしました。

そして、その期待に応えるように安田アイランドは多くの人が訪れる人気スポットへと成長していきます。

後に安田町を代表するシンボルのひとつとなるとは、この時まだ誰も想像していなかったのかもしれません。

新潟県を代表する遊園地へ成長

開園当初は家族連れを中心とした遊園地だった安田アイランドですが、その後さらに人気を集めていきます。

1980年代に入ると、ループ・ザ・ループやツインドラゴンなど、当時としては珍しかった絶叫系アトラクションが次々と導入されました。

それまでの「子ども向け遊園地」というイメージから、若い世代も楽しめるレジャースポットへと変化していったのです。

また、1985年には現在でもおなじみの「乗り放題券」が導入されました。

今では当たり前に感じますが、好きなアトラクションを何度も楽しめるシステムは当時としては魅力的だったのではないでしょうか。

こうした取り組みもあり、安田アイランドの人気はさらに高まっていきました。

休日になると駐車場は多くの車で埋まり、新潟市や新発田市、五泉市、阿賀町はもちろん、福島県や山形県から訪れる人もいたそうです。

当時を知る方の中には、

「遠足で行った」

「子ども会で行った」

「家族で毎年遊びに行った」

という思い出を持つ方も多いのではないでしょうか。

私自身もそうですが、昔の話になると「安田アイランド懐かしいな」という言葉を今でもよく耳にします。

それだけ多くの人の記憶に残っている遊園地だったのでしょう。

安田アイランドは単なる遊園地ではなく、新潟県民の思い出の場所として少しずつ存在感を大きくしていきました。

そして1990年代に入ると、安田アイランドはさらに大きな転換期を迎えることになります。

約30億円をかけた大リニューアル

1998年(平成10年)、安田アイランドは大きな変化を迎えます。

約30億円という大規模な投資が行われ、施設は現在の「サントピアワールド」へと生まれ変わりました。

今でこそサントピアワールドという名前が定着していますが、当時を知る方にとってはかなり大きな出来事だったのではないでしょうか。

それまで親しまれていた安田アイランドから名前が変わるだけでなく、園内の雰囲気も大きく変わりました。

リニューアルにあたって取り入れられたのはイタリア風の街並みです。

大観覧車の前には人工滝を備えた庭園広場が整備され、園内にはそれまで以上に華やかな雰囲気が広がりました。

また、飲食や買い物を楽しめるセンターハウスも大幅に拡張され、遊園地としての魅力がさらに高められます。

子ども向けの新しいアトラクションも導入され、より幅広い世代が楽しめる施設へと進化しました。

正直なところ、地方の遊園地に30億円もの投資が行われるというのは簡単なことではありません。

それだけ当時の期待が大きかったということなのでしょう。

安田町のシンボルとして成長した安田アイランドは、サントピアワールドとして新たなスタートを切りました。

しかし、その後の時代は決して順風満帆ではありませんでした。

全国各地の遊園地が厳しい経営環境に直面する中、サントピアワールドも大きな試練を迎えることになります。

閉園の危機を乗り越えて

サントピアワールドの歴史を調べていて驚いたのは、現在までの道のりが決して順調ではなかったことです。

全国を見渡すと、かつて賑わっていた遊園地が次々と閉園しています。

少子化や娯楽の多様化など、地方の遊園地を取り巻く環境は年々厳しくなっていきました。

サントピアワールドも例外ではありませんでした。

2011年には民事再生法の適用を申請するという大きな危機を迎えます。

地元の方の中には、

「もしかしたら閉園してしまうのではないか」

と心配した方もいたのではないでしょうか。

しかし、サントピアワールドは営業を続ける道を選びました。

そして、さらに大きな試練となったのが2020年の新型コロナウイルスです。

春の行楽シーズンに休園を余儀なくされ、経営は大きな打撃を受けました。

正直なところ、この時は本当に厳しい状況だったと思います。

それでもサントピアワールドは諦めませんでした。

営業継続のためクラウドファンディングを実施し、多くの支援を集めます。

集まった金額は約5500万円。

その数字を見ると、単なる支援金というよりも

「サントピアワールドを残したい」

という多くの人たちの思いが集まった結果のようにも感じます。

営業再開後には、経営危機を逆手に取ったユニークな企画も話題になりました。

通常よりも速く回転する「爆速メリーゴーラウンド」。

真っ暗な観覧車で過ごす「瞑想観覧車」。

普通なら思いつかないような企画ですが、その発想力と遊び心に驚かされた方も多かったのではないでしょうか。

こうして振り返ると、サントピアワールドは何度も危機を乗り越えてきた遊園地です。

だからこそ今も営業を続けていることは決して当たり前ではありません。

親が安田アイランドで遊び、その子どもがサントピアワールドで遊ぶ。

そんな光景が今も続いているのは、多くの人たちがこの場所を守り続けてきたからなのかもしれません。

久しぶりに訪れて安田アイランドを思い出した

私自身、サントピアワールドに頻繁に通っているわけではありません。

どちらかというと、子どもの頃に訪れた安田アイランドの思い出の方が強く残っています。

そのため久しぶりに訪れた時は、アトラクションを楽しむというよりも、

「懐かしいな」

という気持ちの方が大きかったかもしれません。

もちろん園内は昔と変わった部分もあります。

しかし歩いていると、ふと子どもの頃の記憶がよみがえってきます。

親に連れてきてもらったこと。

友達と遊びに来たこと。

遠足や子ども会で訪れたこと。

人によって思い出は違うと思いますが、安田アイランド時代を知る世代なら同じような感覚になる方も多いのではないでしょうか。

最新のテーマパークのような派手さはありません。

それでもサントピアワールドには、他の遊園地にはない独特の魅力があります。

それはアトラクションだけではなく、この場所に積み重なってきた時間そのものです。

園内を歩いていると、

「昔ここで遊んだな」

そんな記憶が自然とよみがえってきます。

50年近くにわたって営業を続けてきた遊園地だからこそ感じられる魅力なのかもしれません。

サントピアワールドの見どころ

サントピアワールドの魅力は、絶叫マシンだけでもなければ、小さな子ども向けの遊園地というわけでもありません。

幅広い年代がそれぞれの楽しみ方ができるところにあると思います。

まず人気なのが、大観覧車です。

サントピアワールドのシンボルともいえる存在で、園内のさまざまな場所から見ることができます。

天気の良い日は阿賀野市の景色を一望でき、ゆっくり景色を楽しみたい方にもおすすめです。

そして、絶叫系が好きな方に人気なのがジェットコースターなどのスリル系アトラクションです。

昔からある乗り物も多く、安田アイランド時代を知る方の中には懐かしさを感じる方もいるかもしれません。

一方で、小さなお子さん向けのアトラクションも充実しています。

メリーゴーランドや子ども向けの乗り物も多いため、初めて遊園地を体験するお子さんにも楽しみやすい環境です。

実際に園内を歩いていると、絶叫マシンを楽しむ学生グループの近くで、小さな子どもが笑顔で乗り物に乗っている光景をよく見かけます。

こうした幅広い世代が一緒に楽しめるところは、サントピアワールドならではの魅力だと思います。

また、写真を撮るなら大観覧車周辺もおすすめです。

園内にはどこかレトロな雰囲気が残っており、最近ではその懐かしさを楽しみながら写真を撮る方も増えているようです。

最新のテーマパークにはない独特の空気感も、サントピアワールドの見どころのひとつだと感じます。

混雑状況とおすすめの時間帯

サントピアワールドへ行く前に気になるのが混雑状況ではないでしょうか。

実際のところ、東京の大型テーマパークのように何時間も行列に並ぶことはほとんどありません。

これもサントピアワールドの魅力のひとつだと思います。

平日は比較的ゆったりとしていることが多く、人気アトラクションでもそれほど待たずに楽しめる場合があります。

小さなお子さん連れの方や、のんびり園内を回りたい方には平日がおすすめです。

一方で、ゴールデンウィークやお盆、夏休み期間中の土日祝日は来園者も増えます。

特に天気の良い日は家族連れが多く訪れるため、駐車場や人気アトラクション周辺が賑わうこともあります。

とはいえ、県外の大型テーマパークのような極端な混雑は比較的少なく、家族で気軽に楽しみやすい印象です。

おすすめの時間帯は開園直後です。

午前中は比較的人が少なく、園内もゆったりとした雰囲気があります。

また、夏場は気温が高くなるため、早めの時間帯の方が快適に過ごしやすいと思います。

逆に夕方に近づくにつれて人も少し落ち着いてくるため、混雑を避けたい方は開園直後か夕方前を狙うのがおすすめです。

もちろん天候やイベントによって状況は変わりますが、全体的には「家族で無理なく楽しめる遊園地」という印象があります。

地元民が思うサントピアワールドの魅力

サントピアワールドの魅力は何ですかと聞かれたら、私は真っ先に

「今も残っていること」

だと答えるかもしれません。

少し変な答えに聞こえるかもしれませんが、実際に調べてみるとその意味が分かります。

安田アイランドとして開園してから約50年。

その間にはバブル崩壊がありました。

遊園地ブームの終焉もありました。

民事再生法の適用という大きな危機もありました。

そして新型コロナウイルスによる休園も経験しています。

全国を見渡せば、同じ時代に誕生した遊園地の中にはすでに姿を消した施設も少なくありません。

そんな中でサントピアワールドは今も営業を続けています。

これは決して当たり前のことではないと思います。

私自身、子どもの頃はただ遊園地として楽しんでいました。

しかし大人になって歴史を知ると、見え方が少し変わりました。

ここは単なる遊園地ではなく、多くの人の思い出と地域の歴史が積み重なった場所なのだと感じます。

安田アイランド時代に遊んだ人。

サントピアワールドになってから遊んだ人。

親に連れられて来た人。

今度は自分の子どもを連れて来る人。

それぞれの世代に、それぞれの思い出があります。

そして、その思い出が今も続いています。

だからこそサントピアワールドは、阿賀野市だけでなく、新潟市や新発田市、五泉市、阿賀町など多くの地域の人たちから愛され続けているのだと思います。

最新のテーマパークにはない魅力。

どこか懐かしくて温かい雰囲気。

そして何十年にもわたって受け継がれてきた思い出。

それこそがサントピアワールドならではの魅力ではないでしょうか。

アクセス・基本情報

名称サントピアワールド
住所新潟県阿賀野市久保1−1
営業時間10時00分~16時00分 定休日:火・水・木曜日
※ただし。祝日、春夏休み、GWは除くとなっております
駐車場 無料 (収容台数: 2,000台)
HANDSから車で約2分

まとめ

サントピアワールドは、単なる遊園地ではありません。

1976年に安田アイランドとして誕生してから約50年。

安田町の活性化という大きな期待を背負いながらスタートし、多くの人の思い出とともに歩んできました。

全盛期の賑わい。

約30億円をかけた大リニューアル。

民事再生やコロナ禍による経営危機。

決して順風満帆な歴史ではありませんでした。

それでも今なお営業を続けているのは、この場所を愛する人たちがいたからなのだと思います。

子どもの頃に遊びに来た方。

遠足や子ども会で訪れた方。

家族との思い出が残っている方。

サントピアワールドには、それぞれの世代の記憶が詰まっています。

もし最近訪れていない方は、久しぶりに足を運んでみてはいかがでしょうか。

園内を歩いているうちに、

「あの時ここで遊んだな」

そんな懐かしい記憶がふとよみがえるかもしれません。

阿賀野市のリラクゼーション整体院HANDSでは、地域の魅力や身体に関する情報を発信しています。

これからも地元ならではの視点で、阿賀野市の魅力をご紹介していきます。

ご視聴ありがとうございました。

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